「悪ふざけの延長だった」休暇取得の後輩にスパーリングと称し暴行容疑、巡査書類送検

AI要約

20代の男性巡査が後輩警察官に暴行を加えた疑いで書類送検され、府警右京署に勤務していたことが明らかになった。

書類送検容疑は後輩に対し暴力を振るったり因縁をつけたりしたもので、容疑は巡査が認めている。

府警は巡査に対し本部長訓戒を行い、職員に対する指導を強化し再発防止に取り組むとコメントしている。

「悪ふざけの延長だった」休暇取得の後輩にスパーリングと称し暴行容疑、巡査書類送検

後輩の警察官に暴行を加えたなどとして、京都府警が暴行と傷害の疑いで、府警右京署に勤務していた20代の男性巡査を書類送検していたことが8日、府警への取材で分かった。

府警は7月25日付で巡査を本部長訓戒とした。

書類送検容疑は昨年8月下旬ごろ、反論してきた後輩に対し「先輩に逆らうのか」などと言って手のひらにボールペンを押し付けたほか、今年1月上旬に体調不良で休暇を取得した別の後輩に「わざと休んだのか」などと因縁をつけ、スパーリングと称して腕や太ももを殴るなどしたとしている。

巡査は容疑を認め、「悪ふざけの延長で相手も受け入れてくれていると思っていた」などと話しているという。

京都府警監察官室は「職員に対する指導をさらに徹底し再発防止に努める」とコメントしている。