創業者からの苦言、どう受け止める?【維新スピリッツ】

AI要約

YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関する情報を発信しています。2024年7月26日に公開された動画では、維新の会の幹事長である藤田文武議員が維新の会の創設者である橋下徹氏について語っています。

藤田氏は橋下氏の実績やエネルギーを尊敬しており、橋下氏からの厳しいメッセージを受け入れていると述べています。維新の会の未来についても考えており、大阪の改革を通じて維新の会に共感した経緯を語っています。

橋下氏は現在政治の一線を退いて評論家として活動していますが、藤田氏は彼の指摘を真摯に受け止めており、党の行く末や問題点に対するメッセージとして受け取っています。

創業者からの苦言、どう受け止める?【維新スピリッツ】

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2024年7月26日に公開された動画のテーマは「橋下さんって怖いですか?」

ゲストに藤田文武衆院議員をお迎えし、維新の会の設立者、橋下徹氏についてお話いただきました。SNSでのコメントは「維新のスピリッツの表れ」と真摯に受け止める藤田幹事長ですが、時折心の動きをのぞかせることも?

【このトピックのポイント】

・橋下氏からの国政維新へのメッセージは「すべて受け止めます」

・維新は、「大人のマネジメント」も備える時期に

・SNSの直球メッセージは「維新スピリッツ」

藤田氏のプロフィールは以下の通りです。

現在、日本維新の会の幹事長を務める藤田氏は、学生時代から政治家と経営者を意識し始めたとのことです。留学後、ベンチャー企業の勤務を経て2010年に会社を設立。2012年に維新政治塾の1期生として入塾したのが、政治と維新の会に接点を持った始まりだそうです。

2017年衆院選に初チャレンジ、2019年の衆院補選で初当選、2期目で日本維新の会の幹事長に就任されました。

維新は大阪の改革を通じてシンパシーがあったことと、民間の感覚を大事にする「すごいまっすぐなエネルギーを感じて、共感した」とのことです。

今回は以下の質問からいくつかピックアップして藤田氏に回答していただきました。

「2番がいちばん嫌ですね……」とつぶやいていたのがフリになってしまった藤田氏。一瞬困った表情を浮かべながらも、笑顔でお話を始めました。

こうした質問の背景にあるのは、橋下氏がX(旧Twitter)で発言する、国政の維新の会への厳しい投稿です。こうした投稿がマスメディアに流れることも少なくありませんが、維新の会として、また藤田氏はどのように受け止めているのでしょう。

藤田文武氏「橋下さんは、維新の会の創業者で、スピリッツを体現してきた人。私も橋下さんに感化されて、維新の会の門を叩いた。実績やエネルギーの出し方は尊敬しているし、目指したい」

現在、政治の一線を退き、評論家として意見を語る橋下氏に対して、「自分の育てた組織を甘やかさずに、他党より厳しいことを維新の会に言ってくださる、フラットな方だなと」と真摯に受け止めています。

MC伊藤「名指しの発言は見たことがありませんが、自分に向けられたものと感じることはあるのでしょうか?」

藤田氏「いや、それは毎度毎度そうです……国政維新もっと頑張れ、今のままじゃダメだというご指摘なので、執行部の中でも馬場代表と幹事長の私に対してのメッセージかなと、受け止めています」

党で起こることは、実務的にはほとんど幹事長の決裁を通ることだと説明する藤田氏。

藤田氏「(橋下氏が)党の行く末を案じていることもそうですし、ありとあらゆる問題点の指摘は、私へのメッセージだと受け止めています」