「貯蓄から投資」方針維持 林官房長官

AI要約

林芳正官房長官は、日経平均株価の乱高下の中で「貯蓄から投資へ」の政府方針を維持する考えを示した。

家計の投資が企業価値向上につながり、資産所得の増加をもたらす好循環を実現することの重要性を強調した。

新たな少額投資非課税制度(NISA)の利用者には、長期、積み立て、分散投資の重要性を理解し、市場変動に冷静に対処するよう呼び掛けた。

 林芳正官房長官は7日の記者会見で、日経平均株価が乱高下する中にあっても「貯蓄から投資へ」の政府方針を維持する考えを示した。

 「家計の投資が企業価値の向上につながり、それが資産所得の増加という形で家計に還元される好循環を実現していくことが重要だ」と強調した。

 1月に始まった新たな少額投資非課税制度(NISA)の利用者に対し、「相場の下落等の市場変動が進む中にあっても、長期、積み立て、分散投資の重要性を考慮して冷静に判断してもらいたい」と呼び掛けた。