アルファードなど車盗んだ疑い 指示役の住吉会系組員逮捕 1都5県で被害総額2千万円か

AI要約

群馬県伊勢崎市で指定暴力団住吉会系組員が倉庫から車を盗んだ疑いで逮捕された。

容疑者は計5点を盗み、捜査により犯行グループが摘発された。

総額約2千万円の被害が発生し、詳細な犯行経緯が調査されている。

アルファードなど車盗んだ疑い 指示役の住吉会系組員逮捕 1都5県で被害総額2千万円か

倉庫の敷地内から車などを盗んだとして、警視庁捜査3課は窃盗と建造物侵入の疑いで、群馬県伊勢崎市境百々(さかいどうどう)、指定暴力団住吉会系組員、高山貴大容疑者(28)を逮捕した。「知りません」と容疑を否認している。

逮捕容疑は、共謀して昨年4月9日午前0時半~4時半ごろ、東京都立川市の倉庫敷地内に侵入し、青梅市の会社役員の男性(35)が所有するトヨタ・アルファードを含む車3台やガソリンタンクなど計5点(時価計約155万円相当)を盗んだとしている。

捜査3課によると、実行役らを昨年7月に逮捕しており、供述などから高山容疑者が浮上。現場には行っておらず、指示役とみられる。

高山容疑者らの犯行グループは、昨年3~7月に同様の犯行を繰り返しており、群馬県を中心とした1都5県の約40件に関与したとして摘発されている。被害総額は約2千万円に及び、同課は詳しい経緯を調べている。