民家で2人死傷、殺人事件か 「人殺した」と通報も 群馬・みなかみ

AI要約

群馬県みなかみ町で92歳の男性が殺害され、50歳代の女性が負傷した事件が発生。事件の発端は110番通報であり、通報者は現場にはおらず、行方を追われている。男女の関係は親子と見られている。

被害者の男性は92歳、女性は50代とされ、男性は死亡している。事件現場には血を流して倒れていたが、女性は頭を切られる軽傷を負った。現在、犯行動機や容疑者の特定に向け、県警が捜査を行っている。

通報者が別居中の男性であり、長男の車が事件現場近くで見つかった。長男は事件に関与している可能性が高く、現在、行方を追われている。

民家で2人死傷、殺人事件か 「人殺した」と通報も 群馬・みなかみ

 7日午前3時50分ごろ、群馬県みなかみ町大沼の木榑正さん(92)方で、コグレと名乗る男性から「人を殺した」という趣旨の110番があった。警察と消防が駆けつけたところ、この家に住んでいるとみられる男女2人が血を流して倒れていて病院に搬送されたが、90代の男性が死亡し、50代の女性が頭を切られる軽傷を負った。

 県警沼田署によると、男女は親子とみられる。通報した男性は現場におらず、別の場所に住んでいる長男の車がみなかみ町内で見つかった。同署は長男が事情を知っているとみて行方を追っている。【加藤栄、湯浅聖一】