小泉元環境相、長女発熱で医薬品不足を実感…飲み残しで年間500億円ロス「解消したい」

AI要約

小泉進次郎氏が医薬品不足の課題を実感したエピソードについて述べる。

長女の発熱で薬の入手が困難だったが、無事に症状が改善したものの残薬が問題視されている。

処方薬の飲み残し問題に関する福島県薬剤師会の取り組みや自治体の役割について言及している。

小泉元環境相、長女発熱で医薬品不足を実感…飲み残しで年間500億円ロス「解消したい」

 自民党の小泉進次郎元環境相(衆院神奈川11区)は5日、自身のインスタグラムで1歳未満の長女の発熱を機に実感したという医薬品不足などの課題について言及した。「薬の飲み残しロスを解消していきたい」などとしている。

 小泉氏は週末、昨年11月に誕生した長女が「抱っこしているとカイロのよう」になったので病院に連れていったと説明。「受診後、薬局に処方箋を持っていくと『この薬は今入ってこないので別の解熱剤を出す』と言われた」という。

 「医薬品供給不足が今も生じていることを実感した」などとする一方で「幸いにも娘は元気で解熱剤を使うことなく平熱に。しかし、そうなると使わなかった解熱剤は『残薬』ということに」と付言した。

 「処方薬の飲み残しは年間500億円のロスとも指摘される」とした上で「福島県薬剤師会では『残薬整理事業』という形で取り組みを行っている。このようなことを進める自治体などを後押しする必要性を痛感した。娘の高熱から学びと気付きがあった」などと結んだ。