「帰ってきたニコニコ」トレンドに サイバー攻撃のニコニコが運用再開でユーザー「おかえり!」

AI要約

大手動画サイト「ニコニコ」がサイバー攻撃により一時停止していたが、5日に復活し、新バージョン名「帰ってきたニコニコ」が掲げられた。

SNSでは復活を喜ぶ声が相次ぎ、栗田穣崇氏名のコメントも公開された。

ドワンゴと親会社KADOKAWAがサイバー攻撃を受け、多大な影響が出たが、復旧に成功した。

「帰ってきたニコニコ」トレンドに サイバー攻撃のニコニコが運用再開でユーザー「おかえり!」

 「帰ってきたニコニコ」というワードが5日、インターネット上のトレンドワードになった。

 6月に発生したサイバー攻撃により利用できない除隊が続いていた大手動画サイト「ニコニコ」を運営するドワンゴが5日、ニコニコを同日午後3時から順次再開すると発表したことを受けたもの。ニコニコのサイトには「帰ってきたニコニコ」という新バージョン名が掲げられ、さまざまなコンテンツも掲示されている。

 SNSでは「サイト名が『帰ってきたニコニコ』になってて流石ニコニコだなって感じ」「ログイン部分が混雑してただけで中身はスムーズだ」「ニコニコ顔が帰ってきた」「ウレシイ」「帰ってきてくれてありがとう」「おかえり!!」「コメント書けるようになってきたぞ!!!!」など、復活を喜ぶコメントが相次いでいる。

 ニコニコは、運営代表・栗田穣崇氏名のコメントを発表した。「サイバー攻撃が発生した当時、最短でも夏の復旧は難しい見込みでしたが、みなさんに1日でも早くニコニコをお返ししたいという一心で復旧を目指してきました。8月5日という早期のサービス再開にこぎつけることができたのは社員のがんばりと、ユーザーのみなさんの温かい声援のおかげです。本当にありがとうございます。新しいバージョン名は、ずっと待ってくださったみなさんに我々が伝えたい一言を体現したものです。これからもニコニコというみんなの遊び場を守っていきます。ニコニコがある日常を改めて楽しんでいってください」としている。

 ドワンゴは6月8日、公式サイトで、大規模なサイバー攻撃を受け、サービスを一時停止していることを公表。親会社の出版大手KADOKAWAもサイバー攻撃を受け、多大な影響が出たほかドワンゴは同社が保有する情報の一部漏えいが確認されたことも公表していた。