サイバー攻撃「ニコニコ」が運用再開「帰ってきたニコニコ」運営代表「温かい声援のおかげです」

AI要約

大手動画サイト「ニコニコ」がサイバー攻撃により6月から停止していたが、本日午後3時から徐々に再開されることが発表された。

栗田穣崇氏名のコメントでは、社員の努力とユーザーの支援に感謝し、新しいバージョン名「帰ってきたニコニコ」を発表した。

ドワンゴは6月にサイバー攻撃を受け、一時停止していたが、8月5日に早期のサービス再開を果たした。

 大手動画サイト「ニコニコ」を運営するドワンゴは5日、6月に発生したサイバー攻撃により利用できない状態が続いていた「ニコニコ」をこの日午後3時から順次再開すると発表した。ニコニコのサイトには「帰ってきたニコニコ」という新バージョン名が掲げられており、さまざまなコンテンツも掲示されている。

 ニコニコは、運営代表・栗田穣崇氏名のコメントを発表。「サイバー攻撃が発生した当時、最短でも夏の復旧は難しい見込みでしたが、みなさんに1日でも早くニコニコをお返ししたいという一心で復旧を目指してきました。8月5日という早期のサービス再開にこぎつけることができたのは社員のがんばりと、ユーザーのみなさんの温かい声援のおかげです。本当にありがとうございます。新しいバージョン名は、ずっと待ってくださったみなさんに我々が伝えたい一言を体現したものです。これからもニコニコというみんなの遊び場を守っていきます。ニコニコがある日常を改めて楽しんでいってください」としている。

 ドワンゴは6月8日、公式サイトで、大規模なサイバー攻撃を受け、サービスを一時停止していることを公表。親会社の出版大手KADOKAWAもサイバー攻撃を受け、多大な影響が出たほかドワンゴは同社が保有する情報の一部漏えいが確認されたことも公表していた。