「痛い」「こっちに来なさい」 女児に性的暴行疑いで68歳男性逮捕
AI要約
警視庁捜査1課は、東京都練馬区で小学生女児が性的暴行被害に遭った事件で、犯人が逮捕された。容疑者は女児を車庫に連れ込み、性的暴行をした疑いが持たれている。
事件当時、女児は口止めされたが、父親に被害を告白し、警察に通報された。犯人は防犯カメラ映像から特定された。
警視庁は夏休み中の子供たちに不審な声かけには注意するよう呼びかけている。
路上ですれ違った小学生の女児を民家の車庫内に連れ込み性的暴行を加えたとして、警視庁捜査1課は5日、東京都練馬区東大泉2の無職、高橋信吾容疑者（68）をわいせつ略取や不同意性交等などの容疑で逮捕したと発表した。
逮捕容疑は7月23日午後4時ごろ、練馬区内の民家の車庫内に女児を連れ込み、性的暴行をしたとしている。「心当たりはありません」と容疑を否認しているという。
警視庁によると、高橋容疑者は女児とすれ違う際に「痛い」と言ってぶつかったように装い、「こっちに来なさい」と女児を約30メートル離れた車庫に連れて行ったとみられる。女児は口止めされていたが帰宅後に被害を打ち明け、父親が近くの交番に相談して発覚。現場周辺の防犯カメラ映像から高橋容疑者の関与が浮上したという。
女児は夏休み中だった。警視庁は「夏休みで出かける子どもたちも多いと思うが、不審な声かけには注意してほしい」と呼びかけている。【岩崎歩】
