今日2日も気温がハイペースで上昇 東海や近畿は40℃に迫る所も 熱中症に警戒

AI要約

全国的に厳しい暑さが続く金曜日。東海や近畿では40℃に迫る猛暑日地点も。

熱中症対策が必要で、症状が疑われる場合は速やかな応急処置が重要。

太平洋高気圧の影響で、雨雲や雷雲は比較的湧きにくいが、東海・関東甲信・東北太平洋側では局地的に雨や雷雨が発生する見込み。

今日2日も気温がハイペースで上昇 東海や近畿は40℃に迫る所も 熱中症に警戒

今日2日(金)も広い範囲で強い日差しが照り付ける。気温がグングン上がり、猛暑日地点が続出。東海や近畿は40℃に迫る所も。

今日2日(金)も、全国的に厳しい暑さ。

最高気温は、北陸や関東から西の地域は広く35℃前後に。名古屋市と京都市で39℃と、東海や近畿は40℃に迫る所があり、大分県日田市をはじめ九州北部の内陸も平熱を超えるような高温となりそうです。

東北も30℃以上の地点が増えて、福島盆地や山形盆地は35℃くらいまで上がるでしょう。札幌をはじめ、北海道も所々で30℃を超える見込みです。

各地、熱中症対策が欠かせません。ノドが渇く前に、こまめに水分をとり、たくさん汗をかいたら適度な塩分補給も忘れずに。屋外のレジャーや作業などは、決して無理をせず、時間を決めて休憩をとるようにしてください。

熱中症のサインとなるのは、めまいや立ちくらみ、軽い頭痛や腹痛、吐き気、足がつりやすくなる、といった症状です。少しでも体調に異変を感じたら、すぐに涼しい所に移動し、速やかに体温を下げることが重要です。

熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。

まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。

衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。

水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。

ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。

太平洋高気圧の張り出しが強まるため、雨雲や雷雲は比較的湧きにくい状況です。

ただ、湿った空気が入る「東海・関東甲信・東北太平洋側」では、午後は山沿いを中心に局地的に雨や雷雨となるでしょう。

また、北海道は気圧の谷の影響を受けるため、朝晩は北部と東部の所々でにわか雨がありそうです。