駅で“無差別切りつけ”想定の訓練 負傷者へのトリアージ対応も確認 JR武豊線 半田駅のホーム

AI要約

愛知県半田市で行われた訓練では、駅のホームで乗客が無差別に切りつけられる事態を想定して警察や消防、JRの職員が参加しました。

訓練では、列車から降りてきた男が刃物を持ち、乗客を襲うシナリオが展開され、警察が男を取り押さえる一方、消防は負傷者のトリアージや救急搬送の手順を確認しました。

この訓練を通じて、愛知県内での不審者への対応が強化されることが期待されています。

駅で“無差別切りつけ”想定の訓練 負傷者へのトリアージ対応も確認 JR武豊線 半田駅のホーム

1日、駅のホームで乗客らが無差別に切りつけられる事態を想定した訓練が愛知県半田市で行われました。

JR半田駅で行われた訓練には警察と消防、JRの職員合わせて75人が参加しました。

訓練は列車からホームに降りてきた男が両手に刃物を持って暴れ、乗客ら10人を次々と切りつけた事態を想定し、目撃した利用者が駅員に連絡。

駆けつけた警察官が盾や警棒を使って男を取り押さえました。

また、消防は負傷者に声をかけてトリアージを行い、救急搬送するまでの手順も確認しました。

愛知県内では7月16日に高浜市役所で刃物を持った男が、自らガソリンをかぶって火をつける事件も起きていて、警察は今回の訓練などを通して不審者への対応を強化していきたいとしています。