科学館がリニューアル 大阪市〔地域〕

AI要約

大阪市立科学館がリニューアルオープンする記念式典と内覧会が行われ、新しくなった科学館をジュニア科学クラブ会員の小学生も楽しんだ。

大阪市立科学館は87年の歴史を持ち、今回大幅改装を行い展示物を新たに加えるなどして内容を刷新した。

内覧会に参加した子供たちも手動発電機などの展示を体験し、「最初は重かったけど、面白い展示品が増えて分かりやすくなった」と喜んでいた。

 大阪市立科学館が1日にリニューアルオープンするのに先立ち、記念式典と内覧会が行われた。内覧会には、同館のジュニア科学クラブ会員の小学生らも参加し、新しくなった科学館を楽しんだ。

 同館は、前身に当たる大阪市立電気科学館と合わせて87年目。東洋で初めてプラネタリウムを導入し、日本初の科学館と言われている。今回、展示場を大幅改装し、電気科学館当時も展示していた手動発電機や、磁石の説明装置を現代風にアレンジし新たに展示物として加えた。

 手動発電機を体験した武田直己くん(8)は、「最初は重かったけど、重心をかえると速くなった」と笑顔を見せた。リニューアル前も何度か訪れたことがあるという田村優真くん(10)は、「昔の展示は減ったけど、面白い展示品も増えた。分かりやすくなった」と話した。