女性殺害容疑で男逮捕 鈍器で隣人の頭部殴打か 神奈川県警

AI要約

神奈川県厚木市で隣の部屋に住む女性を殴って殺害した30歳の男性が再逮捕された。容疑者は一部否認しつつも、動機は調査中。

事件は7月に起き、76歳の被害者が頭部を殴打されて死亡。容疑者は被害者を部屋から廊下に放置した後通報により逮捕。

容疑者は公務執行妨害容疑でも逮捕されており、事件の全容や動機について詳細な調査が続いている。

 神奈川県厚木市吾妻町の集合住宅で、隣の部屋に住む女性を殴って殺害したとして、県警厚木署は31日、殺人容疑で無職梅田亮介容疑者(30)を再逮捕した。

 「殴ったことは間違いないが、殺意はなかった」と容疑を一部否認している。2人は面識があったといい、同署が詳しい動機について調べている。

 逮捕容疑は7月15日午後、梅田容疑者の部屋を訪れた無職大木春江さん(76)の頭部を、鈍器のようなもので殴打するなどして殺害した疑い。大木さんは病院に搬送されたが間もなく死亡。死因は頭蓋内損傷だった。

 同署によると、梅田容疑者は室内で大木さんを殴打後、部屋の外の廊下に放置。倒れている大木さんを住人が見つけ119番した。

 梅田容疑者は、通報で駆け付けた警察官が聞き込みに訪れた際、警察官の腹を蹴るなどしたとして、公務執行妨害容疑で現行犯逮捕されていた。