新潟県の「佐渡島の金山」、世界文化遺産に登録決定
ユネスコの世界遺産委員会は、新潟県の「佐渡島の金山」を世界文化遺産に登録することを決定しました。
「佐渡島の金山」は17世紀に世界最大の金の生産地であり、伝統的な採掘技術や鉱山運営の遺構が残されています。
これにより、日本の世界遺産は26件になりました。
ユネスコの世界遺産委員会は、先ほど、新潟県の「佐渡島の金山」を新たに世界文化遺産に登録することを決めました。
世界文化遺産への登録が決まった「佐渡島の金山」は、西三川砂金山と相川鶴子金銀山で構成される17世紀における世界最大の金の生産地です。伝統的な手工業による採掘技術に加え、それぞれの鉱山の特性に適した鉱山運営や生産システムの変遷を見ることができる遺構です。
6月にはユネスコの諮問機関から、4段階の評価のうち、上から2番目にあたる「情報照会」の評価を受け、資産範囲の修正などの追加の情報が求められていましたが、そこから巻き返しての登録になりました。
これで、日本の世界遺産は自然遺産の5件とあわせて26件になりました。(ANNニュース)