3階女性宅に窓から侵入、無理やり体触りけがさせた疑いで逮捕 府中
警視庁が会社員の男性を不同意わいせつ致傷容疑で逮捕した。容疑者は女性のアパートに侵入し、無理やり体を触りけがをさせたとしている。
女性は首のねんざなど7日間のけがを負った。事件は東京都府中市で発生し、警察は防犯カメラ映像から容疑者の行動を把握している。
容疑者は女性の就寝中にベランダの無施錠の窓からアパートに侵入し、事件後は20キロ離れた自宅まで自転車で帰った。容疑者は黙秘を続けている。
女性の家に侵入して無理やり体を触り、けがをさせたとして、警視庁は会社員の川崎剛容疑者(38)=東京都品川区西品川2丁目=を不同意わいせつ致傷などの疑いで逮捕し、29日に発表した。黙秘しているという。
捜査1課によると、逮捕容疑は5月6日午前2時40分ごろ、東京都府中市の20代女性のアパート一室に侵入し、無理やり体を触るなどしたというもの。女性は首のねんざなど7日程度のけがをした。
同課によると、女性の部屋は3階建てアパートの3階で、川崎容疑者は女性の就寝中にアパートをよじ登り、ベランダの無施錠の窓から侵入したという。
■自転車で府中から品川まで20キロ
事件当日、近くの駅やアパート周辺で川崎容疑者が自転車に乗り、女性の後をつける様子が防犯カメラに映っていた。容疑者は事件後、現場から約20キロ離れた自宅まで自転車で帰ったとみられるという。(遠藤美波)