「へき地に住んでいるだけで損をするのはちょっと許せない」どこにいても必要な医療を受けられるように奮闘!【アスヨク!】

AI要約

高齢者や過疎地域の人々に医療を提供するため、車内でのオンライン診察が行われる

医師の小泉圭吾さんが移動診療所を運営し、過疎地域の医療格差を解消しようと奮闘している

彼の活動は、誰もが必要な医療を受けられる環境を作るための取り組みであり、今後も続けられる予定である

「へき地に住んでいるだけで損をするのはちょっと許せない」どこにいても必要な医療を受けられるように奮闘!【アスヨク!】

車に乗り込む高齢の男性。車内にあるモニターには、お医者さんが映っています。

患者:

こんにちは。

小泉圭吾医師:

こんにちは。

車の中で行われていたのは、オンラインでの診察。

小泉圭吾医師:

OKですね。胸の音も大丈夫みたい。

実はこの車、病院まで行くことができない高齢者などのため、診察室ごと移動する“小さな病院”なんです。

患者:

先生の顔まで映ると思わなかった。

 離れた場所から診察をするのは医師の小泉圭吾さん。

小泉圭吾医師:

(看護師が)聴診器もしてくれるし、外部カメラを使って傷の状態も全部見られるようになっているので、全然問題なく診察できますね。

全国の市町村のうち、過疎と言われる地域は半数以上もあります。高齢化も進み、受けたい医療を受けられない人が増えているのです。

小泉圭吾医師:

最期まで自分の住み慣れた土地で過ごすということが、僻地の人たちにとって難しくなってくる可能性がある。

過疎地域で17年間、診察を続けてきた小泉医師。“どこにいても必要な医療を受けられるように”と活動しています。

小泉圭吾医師:

へき地に住んでいるだけで色々な損をするのって、ちょっと許せない気がするので、都会に住んでいる人たちと同じように、もしくはそれ以上のサービスが受けられるような仕組み作りをしていきたい。

どこにいても、多くの人が受けたい医療を受けられる環境にするため奮闘する小泉さんの活動は、あすも続きます。

(「イット!」7月11日放送より)