刃物振り回す“緊迫映像” 「死んでやる」と“灯油”かぶって火をつけた62歳男 全身やけどで治療のため釈放 愛知・高浜市役所

AI要約

愛知県の高浜市役所で刃物を持ち火をつけた男が逮捕され、釈放された事件について、男が職員に刃物を振り回し液体をかけ火をつける様子が捉えられた映像が入手された。

男は建造物侵入の疑いで逮捕されたが全身にやけどを負って治療のために釈放され、市役所の職員3人が軽いケガをしたことが明らかになった。

男は2年前から滞納した税金によりトラブルがあり、事件の背景にそれが関係していることが報じられている。

刃物振り回す“緊迫映像” 「死んでやる」と“灯油”かぶって火をつけた62歳男 全身やけどで治療のため釈放 愛知・高浜市役所

愛知県の高浜市役所で16日、刃物を持った男が液体をまいて火をつけた事件で、逮捕されその後釈放された男が火をつける直前を捉えた映像を入手しました。

鋭い刃物を振り回し職員に詰め寄る男。職員は、さすまたを使って抵抗しています。16日午後3時ごろ、高浜市役所1階に居合わせた市民が撮影した映像。男はこの後、ペットボトルに入った灯油のような液体をかぶりライターで火をつけたということです。

火は20分ほどで消し止められましたが、職員3人が手や頭に軽いケガをして病院に搬送されました。

火をつけたのは62歳の男で建造物侵入の疑いで現行犯逮捕されましたが、全身にやけどを負っているため治療のために釈放されました。

(高浜市 吉岡初浩市長)

「精神的なケアが必要な職員もいるので、今後しっかりやっていきたい」

高浜市によりますと、男は2年ほど前から税金を滞納したため預金を差し押さえられていて、その後の納税額を巡り市とトラブルになっていたということです。