年金関連でトラブルの可能性…市役所で男がガソリンのような物をまいて放火 刃物で自らの腹も刺す 5人が重軽傷

AI要約

愛知県の高浜市役所でガソリンをまいて火をつけ、5人がケガをした事件が発生しました。

火災は70代の男が起こし、自らも刃物で腹を刺したという報告があります。

事件は年金関連のトラブルがきっかけである可能性が指摘されています。

年金関連でトラブルの可能性…市役所で男がガソリンのような物をまいて放火 刃物で自らの腹も刺す 5人が重軽傷

 愛知県の高浜市役所で7月16日、刃物を持った男がガソリンのようなものをまいて火をつけ、5人がケガをしました。

 警察と消防によりますと、16日午後3時ごろ、高浜市役所で「ガソリンのようなものをまいて火をつけた人がいる」などと通報がありました。

 消防によりますと、市役所の1階の一部が燃えて、男女5人が病院に搬送され、うち1人がほぼ全身をやけどする重傷、4人は軽傷だということです。

 警察によりますと、火をつけたのは70代とみられる男で、ガソリンのようなものを頭から被り火をつけたほか、持っていた刃物で自らの腹を刺したということです。

 また、市の職員とみられる人の名前を叫んでいたということで、年金関連のトラブルがあった可能性があるということです。

 警察は男を現行犯逮捕し、現場でガソリンとみられる液体の入った2リットルと500ミリリットルのペットボトル1本ずつを回収しているということです。