九州北部と山口、大雨に厳重警戒 線状降水帯の恐れ、梅雨前線停滞

AI要約

気象庁は九州5県と山口県で線状降水帯の発生を予測、大雨災害の危険性が高まる可能性がある。

梅雨前線の停滞により西日本から東日本にかけて非常に激しい雨が降る恐れがある。

土砂災害や浸水、河川の増水に厳重な警戒が必要とされる。

 停滞する梅雨前線の影響で、気象庁は13日、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分の九州5県と山口県に14日午前中から午後にかけて線状降水帯が発生する恐れがあるとの予測情報を出した。大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があり、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重な警戒を呼びかけた。

 気象庁によると、中国大陸から延びる梅雨前線が対馬海峡から東日本まで北上し、停滞する見込み。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、西日本から東日本では大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴った非常に激しい雨が降る恐れがある。