秋田県知事また「貧乏」発言 意見交換会で、県内の小坂町に

AI要約

秋田県の佐竹敬久知事が11日に同県小坂町で開いた意見交換会で、町の財政力の弱さを語り、後に「不注意だった」と釈明した。

佐竹氏は過去に四国の食事をけなす発言もしており、再び批判を受けている。

このような発言が周囲から問題視される中、佐竹知事の一連の発言に注目が集まっている。

秋田県知事また「貧乏」発言 意見交換会で、県内の小坂町に

 秋田県の佐竹敬久知事が11日に同県小坂町で開いた県民との意見交換会で、町の施設老朽化を巡り「この町は金がない。貧乏だ」と発言していたことが12日、県への取材で分かった。佐竹氏は以前も、じゃこ天など四国の食事を「貧乏くさい」とけなし、批判を浴びたことがある。

 県によると、意見交換会では、出席者の1人が公共施設が古くなっていると意見を述べた。佐竹氏は返答の中で「町は貧乏だ」などと語った。会合終了後、出席した町の担当者に「財政力が弱いことを表現したかったが、不注意だった」と釈明したという。

 佐竹氏は昨年10月の秋田市での講演で、聴衆を盛り上げるためとして四国の食事をけなした。