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学校での体罰、昨年度13件 胸ぐらつかむなど部活動で多く 埼玉
埼玉県教育委員会が2023年度の体罰件数を発表。小中高校や特別支援学校で13件の体罰が報告された。
体罰は小学校1件、高校9件、特別支援学校3件で、教職員11人が関与し、被害者は14人で主に高校生。
体罰の多くは部活動や授業中に行われ、さいたま市でも教職員が訓告や厳重注意を受けた事例が報告された。
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埼玉県教育委員会は11日、2023年度に県内の小中高校や特別支援学校で13件の体罰があったと発表した。前年度より3件減った。
暴言や威嚇も含む体罰は小学校1件、高校9件、特別支援学校3件。中学校はなかった。体罰をした教職員は11人で、被害にあったのは14人。高校生(10人)が多かった。
指導に従わない生徒の胸ぐらをつかむなど部活動での体罰が5件と多く、動き回る生徒をたたくなど授業中が4件あり、休み時間3件、放課後1件だった。
さいたま市教委も同日、23年度の調査結果を発表。体罰で訓告や厳重注意を受けたのは教職員計4人(小学校1人、中学校3人)だった。児童・生徒の胸ぐらをつかんで強く押して尻もちをつかせたり、ふくらはぎを蹴ったりする事例があった。
威圧的な言動で叱るなどの「暴言等不適切な指導」で訓告や厳重注意を受けた教職員は3人だった。(杉原里美、岩堀滋)