愛知で2人死亡、熱中症か 名古屋と春日井

AI要約

愛知県春日井市と名古屋市で熱中症による死亡事例が相次いで発生。50代男性と60代男性が倒れ、病院で死亡が確認された。

気象庁によると、名古屋市では最高気温34.7度を観測。猛暑が続く中での事件とみられる。

命を奪う熱中症に対する警戒が必要な時期。十分な水分補給や休養が重要だ。

 9日午前9時半ごろ、愛知県春日井市の住宅で、50代男性が意識を失い、家族が119番した。同市消防本部などによると、男性は搬送先の病院で死亡が確認された。名古屋市中区では午後5時5分ごろ、建築中のマンションの室内で、手を震わせてあおむけに倒れている60代くらいの男性作業員が見つかり、愛知県警中署によると、搬送先の病院で約3時間後に死亡した。いずれも熱中症とみられる。

 気象庁によると、名古屋市では9日午前10時20分ごろに最高気温34.7度を観測。春日井市は名古屋市に隣接している。