【独自】“1年過ごせる量”両手に“アパレルドロボー” チェック柄シャツ姿の男が180着約40万円相当盗む 大阪・東大阪市

AI要約

大阪・東大阪市内の古着店でアパレルドロボーと呼ばれる男が古着を大量に盗み、2度目の犯行で捜査が行われている。

男はズボンやジーンズ、シャツなどを根こそぎ盗んでおり、被害額は40万円にも上るという。

オーナーは被害届を提出し、警察が窃盗事件として捜査を進めている。

【独自】“1年過ごせる量”両手に“アパレルドロボー” チェック柄シャツ姿の男が180着約40万円相当盗む 大阪・東大阪市

大阪・東大阪市内にある古着店で手当たり次第に古着を盗む、"アパレルドロボー”の男がカメラに捉えられた。店のオーナーによれば男の犯行は初めてではなく、2度目の犯行だという。店のオーナーは被害届を提出し、警察は窃盗事件とみて捜査を進めている。

大阪・東大阪市の無人販売の古着店で2日、“仕入れ業者”並みに手当たり次第に古着を盗む“アパレルドロボー”の男がカメラに捉えられた。

チェック柄のシャツ姿の男が、ポケットに片手を入れながら現れると、まずは店の奥のハンガーラックに掛かったズボンを物色し始めた。一度、選ぶようなそぶりをみせ、約10本分のズボンをハンガーごと両手で根こそぎ取った。

店のオーナーは男のためらいのない犯行に、「持てるだけ持っていこうという…驚きとショック」と心境を語っている。

店のオーナーは、防犯カメラの映像から“通常の客とは違う動き”を感じたといい、「ハンガーごと持ち去るという方がまずいらっしゃらないので、普通のお客さんと違う動きをされてるのはすぐ分かる」と語っている。

男はその後、ジーンズのラックに目をつけると、慣れた手つきで8本のジーンズを手に取った。これで終わりかと思いきや、出入口のすぐ近くにかけてあったシャツも数枚手に取り、会計もせずに店をあとにしていった。

店のオーナーによると、男が盗みを働いたのはこの日だけではなかったという。オーナーは「もう2回目なので。顔も分かってるのでっていうところで判明したという形です」と話す。

オーナーによると、この男は6月19日にも来店し、大量に古着を盗んでいたといい、2日間あわせて盗まれた古着の数はなんと180着で、被害額は約40万円だという。

盗みを受け、オーナーも対策に乗り出しており、男の1度目の来店時の写真を店内に貼り出した。オーナーは「抑止力にもなるかなというところで(男の防カメ写真を)貼り出しました」と話す。

今回、男は店に来た時に張り紙をジーッと見つめる姿もあったが、悪びれる様子もなく、ズボンとジーンズにシャツまで、一度に1年過ごせるくらいの量を盗んでいた。

店のオーナーは「ちょっとどういう考えなのか想像もつかないですけど、今回は怒りしかないですね」と語った。店のオーナーは被害届を提出し、警察は窃盗事件とみて捜査している。

(「イット!」 7月5日放送より)