小池都政2期8年の評価は 過去最多の56人立候補の東京都知事選、7日に投開票

AI要約

東京都知事選は7日、投開票される。56人が立候補する激戦となっており、小池百合子氏、前広島県安芸高田市長、石丸伸二氏、田母神俊雄氏、蓮舫氏らが競う。

小池氏の3選目指す政策や都政評価、少子化対策などが争点となり、選挙のあり方も議論を呼んでいる。

与野党対決構図となり、国政にも影響を及ぼす可能性がある都知事選。期日前投票も前回比で増加し、盛り上がりを見せている。

小池都政2期8年の評価は 過去最多の56人立候補の東京都知事選、7日に投開票

東京都知事選は7日、投開票される。3選を目指す無所属現職の小池百合子氏(71)、無所属新人の前広島県安芸高田市長、石丸伸二氏(41)、無所属新人の元航空幕僚長、田母神俊雄氏(75)、無所属新人の前参院議員、蓮舫氏(56)ら過去最多の計56人が立候補する激戦となっている。

小池都政2期8年の評価や少子化対策、防災対策などが主な争点。選挙ポスターや政見放送の内容を巡る問題も浮上し、選挙のあり方も問われている。

また、小池氏を自民・公明の両党が支持し、蓮舫氏を立憲民主・共産・社民の各党が支援する事実上の与野党対決となった。選挙結果が国政に影響する可能性がある。

候補者らは選挙戦最終日の6日、都心を中心に街頭に立ち、最後の訴えを行った。

都選挙管理委員会によると、6月19日現在の選挙人名簿登録者数は1153万3132人。今月5日までの15日間で14・34%にあたる165万4402人が期日前投票を済ませた。前回令和2年の都知事選の同時期と比べると、約2割増えている。

江東区、品川区、中野区、北区、板橋区、足立区、八王子市、府中市、南多摩(多摩市、稲城市)の9選挙区の都議補選(各欠員1)も都知事選と同じ日の7日に投開票される。