ふくしま夏の味・モモ 早生種「はつひめ」の初セリ 過去最高額17万円のご祝儀価格 主力品種「あかつき」も間もなく

AI要約

福島市でモモのシーズンが始まり、はつひめの初セリで高値の落札が実現。

今年は天候に恵まれ、糖度も高く出荷も早いとのこと。

あかつきの出荷も間もなく始まり、福島のモモを多くの人に愛される産物にしたいとの意向。

ふくしま夏の味・モモ 早生種「はつひめ」の初セリ 過去最高額17万円のご祝儀価格 主力品種「あかつき」も間もなく

夏を代表するフルーツ「モモ」の本格的なシーズンが始まった。7月4日は福島県福島市で、早生種の「はつひめ」の初セリが行われ、7月中旬には「あかつき」の出荷もスタートするという。

福島市の公設地方卸売市場に並んだ、早生種の「はつひめ」2024年は天候にも恵まれ、最高の出来に仕上がっているという。

初セリの落札額は17万円。過去最高だった2023年を2万円上回る高値となった。飯印青果仲卸の大宮篤社長は「今年は市内の飲食店のオーナーさんからご依頼を受けて、ぜひ落としてくれと言うことなので頑張りました。今の時点で非常に果肉もしっかりしていて、甘味もある。モモはこれからどんどん続いていきますので、ますます期待できる」と話す。

雨が少なかったこともあり、糖度は平年より高くなっていて、出荷は2023年より2~3日早くなっているという。

JA全農福島の渡部俊男県本部長は「国内外を問わず、多くの方に福島のモモを一人でも多くの方に食べてファンになって頂いて、産地として盛り上げていきたい」と話した。

主力品種の「あかつき」は7月中旬から出荷が始まる予定で、モモの本格的な季節が到来した。

(福島テレビ)