「閉会中も政治資金や憲法改正など議論推進を」 岸田首相に自民有志が申し入れ

AI要約

岸田文雄首相は自民党の岩屋毅元防衛相らから、政治資金規正法改革、選挙制度改革、憲法改正、国会・行政改革の4つの課題について国会閉会中も議論を進めるべきだとの申し入れを受けた。

岩屋氏は党と日本の政治を本気で変える必要性を強調し、首相に党政治刷新本部を早急に開くよう進言した。

申し入れには中谷元・元防衛相、逢沢一郎党紀委員長ら計20人の議員が賛同している。

「閉会中も政治資金や憲法改正など議論推進を」 岸田首相に自民有志が申し入れ

岸田文雄首相は4日、自民党の岩屋毅元防衛相ら議員有志と官邸で面会し、政治資金規正法改革、選挙制度改革、憲法改正、国会・行政改革の4つの課題について、国会閉会中も議論を進めていくべきだとする申し入れを受けた。首相は「重く受け止める」と応じた。会談後、岩屋氏らが記者団に明らかにした。

岩屋氏は「いま自民党に対する厳しい声をいただいている。信頼回復のためには党と日本の政治を本気で変える取り組みが行われなければならない」と強調。首相に対し、7日投開票の東京都知事選の終了後、早期に党政治刷新本部を開いて所属議員の声を聴き、各課題の議論を進める体制を整えるよう進言したと明かした。

申し入れには中谷元・元防衛相、逢沢一郎党紀委員長らが同席した。計20人の議員が賛同しているという。