保険会社に虚偽の書類送り保険金150万円受け取ったか 警察官を再逮捕 神奈川

AI要約

神奈川県警の警察官が損害保険会社に150万円をだまし取る事件で再逮捕された。

警察官はタイヤの盗難を偽装し、偽造書類を提出して保険金を受け取った疑いがかけられている。

以前の詐欺未遂事件の捜査過程で今回の事件が発覚し、警察官は容疑を否認していない。

保険会社に虚偽の書類送り保険金150万円受け取ったか 警察官を再逮捕 神奈川

損害保険会社にうその書類を提出して、保険金約150万円をだましとったとして、神奈川県警の警察官が再逮捕されました。

平塚警察署・交通第二課の秦泉寺静樹巡査長(35)は、2019年3月、自家用車のタイヤが盗まれたとして損害保険会社に盗難保険の保険金受取を申請する際、うその書類を提出して、同じ年の4月に約150万円をだまし取った疑いがもたれています。

警察によりますと、秦泉寺容疑者は盗まれたタイヤを購入した際の納品書を保険会社に提出していましたが、納品書は偽造されたものでした。タイヤは4本で約21万円で、他にも部品や修理代として合わせて150万円近くの請求をしていて、いずれもうその申告でした。

秦泉寺容疑者は今年6月に交通事故にあった際に、保険会社にうその申告をして保険金を騙し取ろうとした詐欺未遂容疑で逮捕・起訴されていて、その捜査の過程で今回の事件が発覚したということです。警察から連絡を受けた損害保険会社が被害届を提出しました。

警察は秦泉寺容疑者の認否を明らかにしていません。

警察官の逮捕について神奈川県警の加藤秋人監察官室長は「引き続き捜査・調査を行い、その結果を踏まえて厳正に対処して参ります」とコメントしています。