全国的に高温 日本海側は大雨のおそれも 気象庁1か月予報

AI要約

気象庁は、向こう1か月の天候を発表。全国的に高い気温が予想され、北日本と沖縄・奄美は特に高い気温になる見込み。

降水量は日本海側が平年並みか多く、日照時間は西日本の太平洋側が平年並みか多くなりそう。気温が高い日が多い北海道や東北では注意が必要。

熱中症や農作物の管理など、様々な側面で注意が必要な1か月になりそう。

全国的に高温 日本海側は大雨のおそれも 気象庁1か月予報

 気象庁は4日(木)、向こう1か月(7/6~8/5)の天候の見通しを発表した。暖かい空気に覆われやすいため、向こう1か月の気温は全国的に高い見込み。とくに、北日本と沖縄・奄美は期間の前半、東・西日本では期間のはじめに、気温がかなり高くなりそうだ。

 北・東・西日本の日本海側は、前線や低気圧の影響を受けやすいため、向こう1か月の降水量は平年並みか多い見込み。向こう1か月の日照時間は、西日本の太平洋側で期間のはじめに前線の影響を受けにくいため、平年並みか多くなりそうだ。

 北海道の日本海側・太平洋側、東北は向こう2週間、暖かい空気が流れ込みやすく、気温の高い日が多い見込み。とくに、10日(水)からの5日間ほどはかなり高くなるため、農作物や家畜の管理等に注意が必要だ。熱中症となりやすい状態が続くので、健康管理にも注意が必要となる。

 九州南部は9日(火)ころまでと、14日(日)ごろからは、気温がかなり高くなる見込み。沖縄・奄美は期間を通して、気温がかなり高くなりそうだ。熱中症の危険性が高い状態が続くため、引き続き屋外での活動等は熱中症対策を行い、健康管理に注意が必要となる。農作物や家畜の管理等にも注意が必要だ。

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。