タイで身柄確保、5府県窃盗リーダー逮捕

AI要約

住所不定無職の男(43)が窃盗グループのリーダーとして逮捕され、昨年から逃亡していたタイで身柄を確保され、日本に引き渡された。

男は兵庫県伊丹市の喫茶店に侵入し、売上金31万円などを盗んだ容疑がある。

府警は窃盗グループの関与を裏付けて男を逮捕し、111件、約1270万円の被害があったことが明らかになった。

 大阪、京都、兵庫などの店舗で昨年、相次いで金庫などが盗まれ、実行役の男らが逮捕された事件で、大阪府警は3日、住所不定、無職の男(43)を建造物侵入、窃盗の両容疑で逮捕した。府警によると、男は一連の窃盗グループのリーダーで、昨年からタイに逃亡。現地で不法滞在の疑いで身柄を確保され、3日未明に日本に引き渡された。容疑を認めているという。

 発表では、男は昨年8月23日、兵庫県伊丹市の喫茶店に侵入し、売上金31万円などを盗んだ疑い。

 府警は4月、5府県にわたって店に侵入し、金品を盗んだなどとして男3人を窃盗容疑などで逮捕したと発表。111件、計約1270万円の被害を裏付けた。男についても逮捕状を取得し、警察庁を通じて、現地の警察に身柄確保を依頼していた。