広範囲に熱中症警戒アラート 梅雨の蒸し暑さに厳重警戒

AI要約

日本全国で猛暑日が続出する予報で、梅雨前線の停滞もあり危険な暑さが予想される。

熱中症警戒アラートが16の都県に発表されており、体調管理に注意が必要。

暑さが続く中、夜間や室内でも熱中症に注意し、水分補給や過ごし方に気を配る必要がある。

広範囲に熱中症警戒アラート 梅雨の蒸し暑さに厳重警戒

きょう3日は35℃以上の猛暑日が西日本から東日本で続出する見込みです。さらに30℃以上の真夏日となる地域は北海道にも及びます。梅雨前線も本州付近に停滞していますので、暖かく湿った空気も健在で、日差しが加わる地域では危険な暑さとなりそうです。

3日は熱中症警戒アラートが今年最も多い16の都県に発表されました。

危険な暑さとなります。体調に異変を感じたら決して無理をせず、涼しいところに移動して、水分や休憩をとるようにしてください。また、体調の変化に気づきづらい小さなお子さんやご高齢の方は、周りの方が様子に気を配ってあげることが大切です。ボーっとしていたり、ひどく汗をかいているような場合はすぐに休ませてあげてください。

▼熱中症警戒アラートの発表地域

東京都(小笠原諸島) 山梨県☆

愛知県☆ 三重県☆ 和歌山県☆

鳥取県☆ 島根県☆ 徳島県☆

福岡県☆ 大分県☆ 長崎県☆

佐賀県☆ 熊本県☆ 宮崎県

鹿児島県 奄美地方 沖縄本島地方

大東島地方 八重山地方

☆マークは今年初めての発表

また、熱中症警戒アラートが発表されていない地域も広く30℃を超える真夏日で油断できません。3日は北海道でも札幌で30℃、帯広で33℃など、真夏の暑さが予想されています。各地熱中症に警戒が必要です。

 

この先も曇りや雨の梅雨らしい天気とともに、蒸し暑さが続きます。

特に夜から翌朝にかけて気温が下がりづらく、最低気温が25℃を下回らない熱帯夜の日も多くなりそうです。夜間・室内でも熱中症には注意してください。

「暑い日は仕事の後にビール!」という方も多いと思いますが、アルコールは利尿作用がありますので、お酒を飲んだ日も、別途水を飲むなどしっかり水分を取ることが大切です。