国の税収、72.1兆円に 4年連続で過去最高 23年度

AI要約

国の2023年度税収が約72.1兆円となり、過去最高を更新する見通しである。

好調な企業収益に支えられ、法人税と所得税が堅調に推移しており、23年度税収は予想を大幅に上回る見込み。

政府は24年度税収に向けて定額減税を計画しており、所得税で減収を見込んでいるが、23年度の税収予算段階を上回る69.6兆円と試算している。

 国の2023年度税収が約72.1兆円となることが1日、分かった。

 22年度(71.1兆円)を上回り、4年連続で過去最高を更新する。好調な企業収益を背景に、法人税と所得税が堅調に推移したもようだ。財務省が近く発表する。

 年度税収は3月期決算企業が納める法人税額などを含み、4月~翌年5月分を計上する。23年度税収は当初予算段階で69.4兆円と想定した。昨年11月の補正予算時に69.6兆円に上方修正。さらに約2.5兆円上振れすることになる。円安進行などで輸出企業を中心に好業績が相次ぎ、法人税の5月納付分が大きく伸びる。

 政府は24年度税収について、定額減税により所得税で2.3兆円の減収を見込むが、23年度当初予算段階を上回る69.6兆円と試算している。