乳児殺害容疑、出産した22歳を再逮捕 「将来を悲観した」

AI要約

千葉県で生まれたばかりの女児を殺害した22歳の女性が再逮捕された。女児は放置されて衰弱死し、遺体はスーツケースの中で発見された。

容疑者は将来を悲観し、家族には妊娠を告げず、自宅で出産後に交際相手の元に逃げた。女児の死体は実家で見つかった。

岡田容疑者は殺人容疑と死体遺棄容疑で逮捕されており、容疑を認めている。事件の詳細は調査中。

乳児殺害容疑、出産した22歳を再逮捕 「将来を悲観した」

 生まれたばかりの女児を殺害したとして、千葉県警市川署は1日、愛知県豊橋市の無職、岡田萌花容疑者(22)を殺人容疑で再逮捕した。「間違っていません」と容疑を認めている。

 再逮捕容疑は5月30日午前9時ごろ、千葉県市川市で女児を出産し、衰弱していることを認識しながら必要な措置を取らず、放置して殺害したとしている。

 同署によると、岡田容疑者は「将来を悲観してしまい、どうしていいか分からなかった」と供述している。妊娠していたことは知人には伝えていたが、家族には話していなかったという。

 女児の遺体は、6月8日、同市にある岡田容疑者の実家にあったスーツケースの中から衣類に包まれた状態で見つかった。女児が亡くなった後に、岡田容疑者は6月1日から交際相手と一緒に住んでいた愛知県の自宅に滞在したとみられる。同署は同9日、死体遺棄容疑で岡田容疑者を逮捕した。【林帆南】