別府市ひき逃げ事件2年「わずかな情報でも」…容疑者の特徴記したチラシ、大分県警が4都府県で配布

AI要約

大分県別府市で発生したひき逃げ事件について、公開指名手配中の八田與一容疑者の特徴などを記したチラシが4都府県で配布された。

事件は2年前に起き、八田容疑者は交差点でバイクに追突して男子大学生1人を死亡させた後、逃走した疑いがある。

被害者の友人や大分県警によると、情報提供が呼びかけられており、容疑者の行方を早急に突き止めたいとの願いが伝えられている。

 大分県別府市で男子大学生2人が死傷したひき逃げ事件は29日、発生から2年となった。県警はこの日、公開指名手配中の八田與一容疑者(27)の特徴などを記したチラシを東京、大阪、福岡、大分の4都府県で配り、情報提供を呼びかけた。

 県警によると、八田容疑者は2022年6月29日夜、別府市の交差点で軽乗用車を運転中に、信号待ちのバイク2台に追突して男子大学生1人を死亡させるなどし、逃げた疑いがある。警察庁は重要指名手配容疑者に指定している。

 大分市では、警察官ら12人が「わずかな情報でもいいので、ご協力お願いします」などと呼びかけ、容疑者の似顔絵が入ったチラシ約200枚を配った。

 亡くなった大学生の友人男性(21)も参加し、「一日でも早く解決してほしい」と話していた。

 大分県警によると、5月末現在、5444件の情報が寄せられている。