小林製薬が補償対応本部を新設 紅こうじ問題専属で対応

AI要約

小林製薬が「紅こうじ」サプリメントに関する健康被害問題で補償対応本部を新設し、摂取と症状の関連性が疑われる人に補償を行うと発表。

厚生労働省が小林製薬の「紅こうじ」サプリメント摂取後の死亡事例が76件報告され、医療機関受診者からの相談は1656件に上ることを公表。

 小林製薬は28日、「紅こうじ」サプリメントを巡る健康被害問題で、専属で対応する「補償対応本部」を新設すると発表した。サプリの摂取と症状に関連があると疑われる人に通院費用などを補償するとしている。

 厚生労働省は28日、小林製薬の「紅こうじ」サプリメントを摂取後に死亡したと遺族から同社に相談があった事例が新たに76件あったと発表。小林製薬も医療機関を受診した人からの相談は1656件に上ると公表した。