「売掛金」抱えた女性客に風俗店紹介容疑、歌舞伎町のホストら9人逮捕…女性は埼玉や大分で働く

AI要約

警視庁が東京・歌舞伎町のホストクラブで行われた売掛金返済のため、風俗店の仕事を紹介した男女9人が逮捕された。

被害者は20歳代の女性客で、約25万円の売掛金を抱えていたとされ、埼玉県川口市と大分県別府市の風俗店で働かされた。

犯行が発覚したのは被害者が警視庁に相談したことからであり、男性従業員は沈黙を貫いており、別の男は容疑を認めている。

 東京・歌舞伎町のホストクラブの女性客にツケ払いの「売掛金」を返済させるため、風俗店の仕事を紹介したなどとして、警視庁は24日、ホストクラブ従業員の男(25)(住所不定)ら男女9人を職業安定法違反(有害業務への職業紹介)などの容疑で逮捕したと発表した。逮捕は22日。

 発表によると、男やスカウト会社役員の別の男(33)(新宿区)らは昨年1月頃、約25万円の「売掛金」を抱えていた20歳代の女性客に風俗店の仕事を紹介するなどした疑い。女性は埼玉県川口市と大分県別府市の風俗店で働いたという。ホストクラブ従業員の男は「弁護士が来るまで話さない」と供述し、スカウト会社役員の男は容疑を認めている。

 女性が昨年11月、「売掛金を払わないと家に行くと言われた」などと警視庁に相談して事件が発覚した。