陸上自衛隊目達原駐屯地内の隊舎から「ゲーム機なくなった」…盗んだ先輩の2等陸曹を懲戒免職

AI要約

同僚のゲーム機を盗んだとして、陸上自衛隊が2等陸曹を懲戒免職処分にした。

2等陸曹は後輩隊員のゲーム機を隊舎で窃取し、不正にゲームソフトを購入したことが発覚。

九州補給処は再発防止に力を入れるとしている。

 同僚のゲーム機を盗んだなどとして、陸上自衛隊目達原駐屯地(佐賀県吉野ヶ里町)は21日付で、九州補給処所属の2等陸曹(40)を懲戒免職処分にした。

 発表によると、2等陸曹は昨年4月26日、駐屯地内の隊舎で、後輩隊員のゲーム機(約2万5000円相当)を窃取した。同28日には、福岡県久留米市の自宅で、このゲーム機内に登録されたクレジットカード情報を用いて、ゲームソフト(約1万円相当)を不正に購入。後輩隊員がゲーム機がなくなったことを部隊に報告し、内部調査で発覚した。2等陸曹は「深く反省している」と認めているという。

 九州補給処長の佐藤洋陸将補は「隊員に対する服務指導を適切に実施し、再発防止に万全を期する」などとしている。