北海道の食品ロス削減推進条例、骨子案判明…議員提案で目標値を設定

AI要約

北海道議会最大会派が北海道食品ロス削減推進条例の制定を目指す骨子案が判明

条例では道が推進計画を策定し食品ロス削減の目標値を設定、人材育成や協力を明記

自民会派は超党派の検討会議を設置し、年内成立を目指す

 北海道議会最大会派「自民党・道民会議」が議員提案での制定を目指す北海道食品ロス削減推進条例の骨子案が21日、判明した。年内の成立を目指す。

 骨子案では、道の責務として、推進計画を策定し食品ロス削減の目標値を設定すると明記。人材育成、国や市町村などと協力するとした。事業者や消費者には道の施策への協力や積極的な取り組みを求める。

 条例を巡っては、コロナ禍で一時、制定に向けた議論が中断していた。自民会派は超党派の検討会議を設置する予定で、11月にも開会する道議会第4回定例会で条例案の議決を目指している。