カスハラ例示で「認知症患者」 厚労省、抗議受けまた資料削除

AI要約

厚生労働省のホームページでの資料が「高齢者差別」と指摘され削除された問題について、具体的なカスタマーハラスメントの例として認知症患者が挙げられたことが新たに明らかになった。

武見敬三厚労相は、記者会見で表現の確認を徹底する考えを示した。市民の抗議を受けて削除された資料は2件あり、カスハラに関する問題が再認識された。

この件から、カスタマーハラスメントの重要性や認知症患者への配慮が改めて問われることとなった。

 厚生労働省がホームページ掲載の資料を「高齢者差別」と指摘され削除した問題で、カスタマーハラスメントをする人の具体例として認知症の患者を挙げていたことが21日、新たに分かった。市民から抗議を受け削除したという。

 武見敬三厚労相は記者会見で「表現を十分に確認することを徹底したい」と述べた。市民の抗議を受け削除したカスハラ資料は計2件となった。