「ほぼ全裸の女性」「立候補しない格闘家」「犬」異色ポスター続々掲出 都知事選告示で話題

AI要約

東京都知事選が告示され、候補者たちのポスターが掲示され始めた。

候補者のポスターにはさまざまな主張や問題が表現されており、議論を呼んでいる。

一部の候補者や政党のポスターが物議を醸しており、選挙戦が注目されている。

「ほぼ全裸の女性」「立候補しない格闘家」「犬」異色ポスター続々掲出 都知事選告示で話題

 東京都知事選(7月7日投開票)が20日告示され、都内各地でポスター掲示板への掲出が続々と始まった。 現職の小池百合子都知事(71)、無所属新人で前参院議員の蓮舫氏(56)、前安芸高田市長の石丸伸二氏(41)ら50人以上が立候補。ポスターの掲示板には各候補がさまざまな主張を展開するポスターが掲示された。

 都庁付近の掲示板には、ほぼ全裸の女性の局部などにシールが張られたような画像とともに表現の自由を主張する、ある候補のポスターが登場した。

 秋葉原駅付近の掲示板では、キックボクサーのぱんちゃん璃奈(30)の登場するポスターが24枚掲出された。「掲示責任者 立花孝志」と小さく印字された一方で、NHKから国民を守る党(NHK党)の立花孝志党首はSNSで、ぱんちゃんは立候補しないと説明。同党から知事選に24候補を擁立し、団体に寄付した人のポスターを一部掲示板に貼ることを表明した。

 立花氏のプランについては、反対を訴えるオンライン署名活動が起きているが、公職選挙法に明確な禁止規定がないとの指摘もあがっている。

 他にもSNS上には、「犬」のポスターが大量に貼ってあるなどの投稿も。4月に投開票された衆院東京15区補選では選挙妨害で逮捕者が出るなど騒動化したが、都知事選では告示日から、選挙戦ポスターも論議となっている。