【都知事選告示】AIエンジニア安野貴博氏、第一声「デジタルとアナログの両方を駆使して戦う」

AI要約

東京都知事選に立候補したAIエンジニアでSF作家の安野貴博氏が渋谷で第一声。テクノロジーの力で誰も取り残さない東京を作りたいと訴える。安野氏は東大卒業後、AIスタートアップ企業を創業し、今回の選挙戦ではデジタル戦略を活用。

街頭で演説し、有権者にビラを配る昔ながらの選挙戦略を実施。安野氏はアドレナリンを感じながら演説を行い、デジタルとアナログの両方を活用して戦う意向を示す。

安野氏の妻である編集者の里奈さんも献身的にサポート。共に壇上で夫が無所属で新人であることをアピールしている。

【都知事選告示】AIエンジニア安野貴博氏、第一声「デジタルとアナログの両方を駆使して戦う」

 東京都知事選(7月7日投開票)に立候補したAIエンジニアでSF作家の安野貴博氏(33)が20日、東京・渋谷の宮益坂下で第一声を行った。

 「テクノロジーの力で、誰も取り残さない東京を作りたい」。午後11時頃、交通量の多い渋谷のど真ん中で自身の政策を力説した。「技術を使って互いを尊重し、自分らしく生きる世の中を作ります。暮らし、経済、政治をアップデートします」と呼びかけ、支援者だけでなく外国人観光客らも足を止めてその様子を眺めていた。

 安野氏は東大を卒業後、コンサルティング会社勤務を経てAIスタートアップ企業を2社創業。技術者兼経営者として活躍している。今回の選挙戦でもAI技術を駆使したデジタル戦略を活用し、注目を集めている。

 ただ街頭で演説し、有権者1人1人に頭を下げながらビラを配るのは昔から変わらない選挙戦略の1つ。約10分間のスピーチを終えた安野氏はやや顔を紅潮させながら「やっぱり選挙カーの上で話すとアドレナリンが出ますよね!」と興奮気味。「今後もデジタルとアナログの両方を駆使して戦い抜きたい」と力を込めた。

 妻で編集者の里奈さん(33)も献身的にサポート。共に壇上で「(夫は)無所属で新人です。何のしがらみもございません!」とアピールしていた。