瞬間接着剤でやけどに注意 ティッシュや布で拭き取らないで 服にこぼしたら水洗いを 体についたらお湯でもむようにはがす 国民生活センターが呼びかけ

AI要約

瞬間接着剤がつけ爪に使われている際に注意が必要で、ティッシュで拭き取るとやけどの危険性があることを国民生活センターが呼びかけている。

瞬間接着剤の発熱の再現実験では、デニム生地に垂らした際に白い煙が上がり、オレンジ色に変わったことから発熱の特性が確認された。

瞬間接着剤には発熱する物質が含まれており、繊維質の表面積が増えると急激に発熱し、やけどの危険性がある。

瞬間接着剤でやけどに注意 ティッシュや布で拭き取らないで 服にこぼしたら水洗いを 体についたらお湯でもむようにはがす 国民生活センターが呼びかけ

つけ爪などに使われる瞬間接着剤。ティッシュなどで拭き取ろうとすると、やけどするおそれがあるとして、国民生活センターが注意を呼びかけています。

これは瞬間接着剤による発熱の再現実験です。デニム生地に瞬間接着剤を垂らすと、しばらくすると白い煙が上がり、右の画面は発熱を示すオレンジ色に変わりました。

つけ爪用などの瞬間接着剤には、空気や水と反応すると発熱する物質が主に使われていて、ティッシュや布などのしみこみやすい繊維で拭き取ろうとすると、発熱する物質の表面積が広がり急激に発熱。やけどする恐れがあるということです。

こうしたやけど事故は2019年からの5年間で7件確認され、先月には大阪府で、4歳の男の子の腕に瞬間接着剤がかかり、やけどするケースもありました。

国民生活センターは誤って服にこぼしたら大量の水で洗い、体についた際は40度くらいのお湯でもむようにはがすよう、呼びかけています。