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素足で運動会の練習、児童5人が足裏をやけどか…校庭の土が高温になった可能性
群馬県富岡市立富岡小学校で運動会の練習中に素足で土の高温によるやけど症状を訴える児童が出た。
児童が練習後に痛みを感じ、保健室や帰宅後に症状を訴えたため、運動会の練習や本番では靴を履くように変更された。
学校は保護者に謝罪メールを送信し、市教育委員会は安全対策の不備を認めている。
群馬県富岡市立富岡小学校で今月12日、素足で運動会の練習をしていた児童5人が足の裏に軽いやけどとみられる痛みを訴えていたことが18日、わかった。隣の下仁田町の観測地点では12日の最高気温は29・6度を記録しており、校庭の土が高温になったのが原因とみられる。
市教育委員会によると、12日は午後1~2時頃に5、6年生計約180人が運動会で披露する踊りを練習した。練習後、4人が保健室を訪れ、1人が帰宅後にそれぞれ痛みを訴えたという。
学校は保護者に一斉メールで謝罪し、翌日以降の練習と15日の運動会は靴を履かせて行った。市教委は「安全への配慮が足りなかった」としている。
同小では例年、運動会は9月に行っているが、今年は校舎の改修工事のため6月に繰り上げていた。