神宮外苑再開発、抗議の落書き 環境活動家5人を書類送検 警視庁

AI要約

警視庁公安部が明治神宮外苑の再開発事業の工事現場で落書き事件の犯人を書類送検した。

犯行内容や関連事件、環境活動家らの関与も報じられた。

警察の調査結果待ちで、公安部はコメントを避けている。

 明治神宮外苑の再開発事業の工事現場でパネルに落書きしたなどとして、警視庁公安部は14日、偽計業務妨害と暴力行為等処罰法違反の疑いで、30~60代の在日フランス人ら外国人と日本人の環境活動家計5人を書類送検した。

 公安部は認否を明らかにしていない。

 送検容疑は昨年7月12日未明、東京都新宿区の明治神宮第二球場周辺で、工事現場を囲うパネルの31カ所に「皆の神宮外苑 守ろう」などとスプレーで書いた疑い。

 5人のうち日本人の男ら3人は同10月17日未明、再開発事業者の一つの伊藤忠商事の東京本社(港区)敷地内で、モニュメントなど4カ所に「木を切るな」などとスプレーで記した疑いでも書類送検された。