「警察庁」と刺繍のネクタイも…警察官なりすまし「罰金50万円」要求、36歳男を逮捕

AI要約

大阪府警曽根崎署は、繁華街で客の呼び込みをしていた女性を恐喝未遂で逮捕した。

冨永容疑者は警察官を装って女性に罰金50万円を脅し、現金を要求した。

女性は応じず、飲食店内に逃げ、別の従業員が警察に通報した。

「警察庁」と刺繍のネクタイも…警察官なりすまし「罰金50万円」要求、36歳男を逮捕

大阪・キタの繁華街で、客の呼び込みをしていた女性に警察官を装って罰金50万円を払うよう脅したとして、大阪府警曽根崎署は12日、恐喝未遂の疑いで、大阪府摂津市昭和園の会社員、冨永健容疑者(36)を逮捕したと発表した。

府警によると、冨永容疑者は黒のスーツ姿で「警察庁」という文字の刺繍(ししゅう)が入ったネクタイと、警察のシンボルマーク「旭日章」が付いたバッジをつけていたという。「事実はちがう」と容疑を否認している。

逮捕容疑は5月10日午前1時50分ごろ、大阪市北区天神橋の路上で、看板を持って呼び込み中の飲食店従業員の女性(20)に「大阪府警の者です」と声をかけ「客引きの罰金は50万円。払わないと逮捕する」などと脅し、現金を要求したとしている。

同署によると、女性は要求に応じず、飲食店内に逃げ、別の従業員が110番した。