大阪の5歳未満女児にも強制わいせつ疑い 元施設職員、6回目の逮捕

AI要約

埼玉県警が大阪府の児童福祉施設の女児にわいせつ行為をした藤原被告を再逮捕

被害児童は1人になった際に被害に遭っていた

押収されたスマートフォンから複数の女児の画像や動画が見つかり、他の施設でも勤務していた可能性があるとみられる

大阪の5歳未満女児にも強制わいせつ疑い 元施設職員、6回目の逮捕

 大阪府の児童福祉施設の当時5歳未満の女児にわいせつな行為をしたなどとして、埼玉県警少年課は12日、大阪府豊能町新光風台5、無職、藤原凌被告(26)=強制わいせつ容疑などで公判中=を同容疑などで再逮捕した。藤原容疑者は埼玉県内の乳児施設の女児に対する強制わいせつ容疑などでも逮捕・起訴されていた。逮捕は6回目。

 再逮捕容疑は、2023年5~6月、保育士として勤務していた大阪府の児童福祉施設で、女児2人が13歳未満だと知りながら体を触るなどし、その行為をスマートフォンで撮影したなどとしている。「黙秘します」と供述しているという。

 同課によると、女児はいずれも1人になったタイミングで被害に遭っていたという。職員の立場を悪用し、施設の女児らにわいせつな行為を繰り返していたとみられる。

 押収されたスマートフォンからは20人以上の女児を撮影した画像や動画約1200点が見つかった。藤原容疑者は過去に埼玉、大阪以外の県の児童福祉施設でも勤務していたといい、同課は他にも被害にあった女児がいるとみて、関連を調べる。【安達恒太郎】