茨城・堕胎事件 留学生と交際相手を再逮捕 河川敷に男児遺棄疑い

AI要約

スリランカ国籍の留学生が堕胎容疑で逮捕され、交際相手も死体遺棄容疑で再逮捕された事件。容疑者2人は共謀して男児の遺体をビニール袋に入れ、河川敷に遺棄した疑いがかけられている。

県警は遺体運搬に使用された車を特定し、事件の詳細を調査中。容疑者2人の認否は明らかにされていない。

捜査は続行中で、遺体運搬の経緯や詳細な動機などを突き止める方針となっている。

茨城・堕胎事件 留学生と交際相手を再逮捕 河川敷に男児遺棄疑い

 スリランカ国籍の留学生が堕胎容疑で逮捕されるなどした事件で、茨城県警は11日、堕胎したとされるルバシン・リヤナゲ・ウデシカ・アヨミ・ジャヤラトゥ容疑者(30)=取手市取手1=と交際相手を死体遺棄容疑で再逮捕した。

 交際相手は赤ちゃんの父親とみられるムナシングゲ・スデーシ・ディルシャン・ディ・ソイサ容疑者(30)=宇都宮市峰3。県警は国民健康保険証に基づき氏名の表記を修正した。

 再逮捕容疑は、共謀して4月29日ごろ、宇都宮市内の鬼怒川河川敷の雑木林に、同日ごろに堕胎した男児の遺体をビニール袋に入れて遺棄したとしている。県警は2人の認否を明らかにしていない。

 県警は、ディ・ソイサ容疑者が車を運転し、自宅から東に約4キロの河川敷まで遺体を運んだとみている。ジャヤラトゥ容疑者が同行したかや車の調達方法などを調べる方針。【斉藤瞳、西夏生】