立憲民主党・泉代表「岸田政権の政治改革に対する国民の不満は大きい」…早期解散を要求

AI要約

立憲民主党の泉代表は自民党の政治資金規正法改正案に対して批判し、早期の解散総選挙を求めた。

泉代表は10年後の領収書公開ルールに対し、対応がいいかげんだと指摘し、政権交代に向けて準備を進めていることを訴えた。

山口県連の立民定期大会では、次期衆院選で立候補予定者不在の新山口3区でも擁立を目指す方針を示し、役員人事を承認した。

 立憲民主党の泉代表は9日、山口県周南市のホテルで講演し、自民党の政治資金規正法改正案を巡り、「岸田政権の政治改革に対する国民の不満は大きい。次の選挙で答えを出すしかない」と述べ、早期の解散総選挙を求めた。

 泉代表は、衆議院を通過した規制法改正案の付則に政策活動費の領収書を10年後に公開するルールが入ったことについて、「(10年後に)使った人は引退しているのではないか。黒塗りかもしれず、対応がいいかげんだ」と批判。「いつ総選挙になるか分からないが、政権交代に向けて準備を進める」と支援者に訴えた。

 講演後、立民県連の定期大会が開かれ、山口県連の小田村克彦代表(県議)が「保守王国の山口に風穴を開けたい」とあいさつ。党公認の立候補予定者が不在の次期衆院選・新山口3区でも擁立を目指す方針や小田村代表と酒本哲也幹事長(同)が続投する役員人事を承認した。