のどで分かる病気のリスク 最新「のどトレ」で老化予防

AI要約

夏にかけてののどの不調について、梅雨から夏にかけての季節の変わり目で喉の弱りや肺炎リスクが高まることが指摘されています。

のど年齢のテストやのどを鍛えるトレーニングによって、のどの老化を予防する方法が紹介されています。

早口言葉やカラオケでの発声を通じて、のどの筋肉を鍛え老化を防ぐアドバイスがされています。

のどで分かる病気のリスク 最新「のどトレ」で老化予防

今の時期から夏にかけては、咳など、のどの不調を訴える人が増えてきます。のどが弱っていると肺炎などの病気にかかるリスクが高くなります。季節の変わり目、体調を崩す人が増えています。

40代女性

「最近、季節の変わり目でのどが痛くなって肺もちょっと痛くなる」

ネットの声

「毎年梅雨時期に来るアレルギー。薬を飲んでいても夜はしゃべれないほど突発的にせき込む」

池袋大谷クリニック 大谷院長

「梅雨から夏の時期は、寒暖差アレルギーやカビを吸い込むことで、気道に異常が出ている可能性がある。悪化すると肺炎になる恐れも」

「40代からは、のどの老化も始まるので、のどを鍛えることで、異物を吐き出す力が強くなり、病気の予防につながる」

皆さんののどは大丈夫でしょうか?チェックリストで3個以上当てはまったら、のどの老化が進んでいる可能性があります。

皆さんの『のど年齢』が何歳なのかがわかるテストもあります。『ゴックンテスト』と呼ばれるものです。指をのど仏に軽く当て、30秒間で唾液の飲み込みが何回できるか数えます。最初に少し水を飲んでのどを潤してからやって頂いても大丈夫です。

10回以上できた人はのど年齢は20代、9回だと30代、8回だと40代、7回だと50代、6回だと60代、5回だと70代、4回以下の人はのど年齢は80代以上になります。

池袋大谷クリニック 大谷院長

「実年齢よりも老化が進んでいる人は要注意。私の患者で肺炎を発症している方は、5回以下がほとんど」

池袋大谷クリニックの大谷院長がおすすめする“のどの筋肉を鍛えるトレーニング”です。1つ目は、『親指とあごの押し合い運動』です。あごの下に両手の親指の腹をあてます。そのまま下を向いて、あごを力いっぱい引きます。親指のほうは、あごを押し戻すように力を入れ、この状態を5秒間キープ。これを1日5~10回行います。

2つ目は『口角引き上げ運動』です。顔はまっすぐ正面を向き、口をできるだけ横に開きます。「イィ~」と長く発声をし、10秒間キープ。こちらも1日5~10回行います。

池袋大谷クリニック 大谷院長

「『のどトレ』によって、のど全体の機能を再び強化することができる。継続することにより、のど年齢を10歳若返らせる効果もある」

発声でも、のどの老化予防になります。

1つ目は、早口言葉です。「バスガス爆発」「赤巻紙 青巻紙 黄巻紙」早口言葉が得意な人は、上級コースで、「新人 シャンソン歌手 総出演の新春シャンソンショー」こういった早口言葉を3~5回繰り返してください。

「最初のうちは、かんでしまってもOK」ということです。

のどの老化予防、2つ目です。早口言葉が苦手な人は『ぱ・か・た運動』です。『ぱ』『か』『た』それぞれの音を、10回連続して発声する運動です。

のどの老化予防、3つ目です。カラオケで声を出し歌うことで、のど仏が動き、老化予防になります。