立岩陽一郎氏「国民は怒らなきゃ」 武井壮「政治の腐敗を生む温床」 政治資金規正法改正案

AI要約

ジャーナリストの立岩陽一郎氏が政治資金規正法改正案について熱く語る

政治資金規正法改正案が物議をかもす中、批判が広がる

政治家の行動に対する懸念が高まる中、国民の信頼を取り戻す必要性が叫ばれる

 ジャーナリストの立岩陽一郎氏が11日、フジテレビ系「めざまし8」(月~金曜午前8時)に出演。政治資金規正法の改正案で「領収書は10年後に公開」と自民党が提示したことについて、「政策活動費って裏金。本当はダメ。領収書なんて、いかようにも書けますよ。国民は怒らなきゃいけない」と声を荒らげた。

 政治資金規正法の中で、政策活動費はこれまで使い道についての公開義務はなかった。岸田文雄首相は「実効性の高い案」と語っているが、野党などからは「抜け穴だらけのザル法」「裏金維持法」など評されている。

 実業家の高橋明希氏は「すべてのロジックが通ってない。企業や個人がやったらダメなことを政治家がしている」と批判した。

 タレント武井壮も、「政治の腐敗を生む温床。全貌を何も替えたくない。政治も変わりゃしない。好き放題やっている。NOを突きつけて政治家を替えるとか政権を替えるといった社会じゃないといけない」と語った。

 元参院議員の元栄太一郎弁護士も「政治とカネへの不信が高まっているなか、国民の信頼を集めないと政治は立ち行かない。真剣に考えるべき」と注文していた。