愛知・東郷町長選挙、38歳の前議長が初当選…ハラスメント問題で前町長が辞職

AI要約

ハラスメント問題で前町長が辞職したことに伴い、愛知県東郷町長選が行われ、新人の石橋直季氏が初当選した。

前町長がパワハラやセクハラを繰り返していたことが明らかになり、石橋氏、近藤氏ともに再発防止や職員のケアを訴えた。

投票率は47.43%で、有権者数は3万4305人だった。

 ハラスメント問題で前町長が辞職したことに伴う愛知県東郷町長選は9日、投開票され、新人で前町議会議長の石橋直季氏(38)(無所属)が、新人で前副町長の近藤悦規氏(60)(無所属)を破り、初当選した。当日有権者数は3万4305人、投票率は47・43%。

 第三者委員会が町に提出した調査報告書によると、前町長は就任した2018年以降、職員に「バカ」「死ね」などと暴言を浴びせたり、女性職員が着ぐるみに入っていることを知りながら抱きついたりするなど、パワハラやセクハラを繰り返した。

 ハラスメント問題について、石橋氏、近藤氏ともに、再発防止や職員のケア、混乱した町政の立て直しなどを訴えた。